施工事例
松江市 Y様邸 リノベーション
Y様
- 工期
- 6か月
- 間取り
(施工範囲) - その他
- 築年数
- 50年~
- 竣工
- 2019年
- 施工内容
- 中古×リノベーション
- 設計
- よろい環境計画事務所
築100年経過した古民家を購入され、当社でフルリノベーションしました。間口が狭く南北に長い町屋の特徴を活かしつつ、補強を加えながら空間を広げることで、開放感のあるLDKになりました。
基本的に柱と梁の剛性と土壁の弾性によって成り立っている古民家の特徴を活かして、主要構造を残してスケルトン状態にしました。一階の天井や柱や梁など残せるものはできる限り残して古材が織りなす味わい深さをあえて表現しました。
難しいのはもちろん新しく取り入れる素材選定です。
古い素材に対峙出来るだけのポテンシャルの高い素材。樹齢100年の床の大山杉、淡路の砂を使った土壁、土間の墨モルタル掻き落とし、洋桜の木製建具など、それぞれが重厚な風合いを醸し出し古材との調和と緊張を高めてくれました。
施主様が長野県まで足を運ばれたフルオーダーの薪ストーブやメキシコのエキパレスチェアも、
昔からこの空間に鎮座していたかのように馴染んでいます。
基本的に柱と梁の剛性と土壁の弾性によって成り立っている古民家の特徴を活かして、主要構造を残してスケルトン状態にしました。一階の天井や柱や梁など残せるものはできる限り残して古材が織りなす味わい深さをあえて表現しました。
難しいのはもちろん新しく取り入れる素材選定です。
古い素材に対峙出来るだけのポテンシャルの高い素材。樹齢100年の床の大山杉、淡路の砂を使った土壁、土間の墨モルタル掻き落とし、洋桜の木製建具など、それぞれが重厚な風合いを醸し出し古材との調和と緊張を高めてくれました。
施主様が長野県まで足を運ばれたフルオーダーの薪ストーブやメキシコのエキパレスチェアも、
昔からこの空間に鎮座していたかのように馴染んでいます。
間取り図
外観
瓦の重なりもずれ、外壁もいたんでいました。
瓦屋根は軽量のガルバリウム鋼板にし、外壁はリシン掻き落としの柔らかなベージュ色を採用し、木製の玄関と相性抜群です。
瓦屋根は軽量のガルバリウム鋼板にし、外壁はリシン掻き落としの柔らかなベージュ色を採用し、木製の玄関と相性抜群です。
床
床は樹齢100年の大山杉を贅沢に使っています。杉は美しさ・軽さ・加工のしやすさの3つを満たしています。柔らかさや湿気への強さが特徴的です。空気を多く含み保湿や断熱に優れており暖かさを持続するのに役立ちます。湿気を吸収するため肌触りがよく、夏でもサラッとした心地よい感触です。
壁
淡路の砂を使った土壁にしています。
土壁は淡路の砂を使用。淡路の砂は1分程度の砂利も入った、ベージュ色のきれいな砂です。土壁の中塗りにはもちろん、掻き落としや土間たたきなどにも使用することで、砂利の洗い出しのようなきれいな表情にできます。
土壁は淡路の砂を使用。淡路の砂は1分程度の砂利も入った、ベージュ色のきれいな砂です。土壁の中塗りにはもちろん、掻き落としや土間たたきなどにも使用することで、砂利の洗い出しのようなきれいな表情にできます。
薪ストーブ
土間リビングにある薪ストーブは長野県でフルオーダーしています。土間部分は薪ストーブと調和のとれた墨モルタル掻き落としにしています。
木製建具
洋桜を使用しています。重厚で強度があり、耐久性にも優れています。害虫には非常に強いことが特徴です。木理はほぼ通直で、肌目は緻密なので材面に光沢がでます。建具や棚板に使用しています。
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